はじめに
こちらでは、消防設備士 乙種 第6類の資格試験について説明します。
消防設備士とは
消防設備士とは建物にある消防設備の点検や整備・工事を行う資格です。消防設備は種類が多く、それぞれ類別されています。消防設備士の免状においても甲種では第1~5類、乙種では第1~7類に分かれており、それぞれ扱える消防設備が異なります。消防設備士の資格には甲種と乙種があり、甲種では整備・工事の業務を行う事が出来ます。乙種では整備のみ業務が可能となっています。ビルメンテナンス業務では消火器の整備業務をする為に乙6類を取得する場合が多いです。消防設備業務では4類を中心に全ての資格を取得し、防災業務として勤務したり独立を目指す方もいます。
詳細は一般社団法人 消防試験センターのサイトより確認出来ます。
https://www.shoubo-shiken.or.jp/shoubou
試験日程
詳細は一般社団法人 消防試験センターのサイトより確認出来ます。
https://www.shoubo-shiken.or.jp/shoubou
合格までの勉強時間・期間
資格試験は、資格の関連業務等に携わっているなど人によって受験難易度・勉強時間は異なるでしょう。インターネットの情報では1日2時間勉強した場合、一般的には1~3ヵ月程度といわれており期間のムラがみられます。現実的には勉強しながら進行具合にあわせて、学習スケジュールを調整していくという形になると思います。初学の方であれば、スケジュールの起動修正を踏まえて3ヵ月前から学習に取り組むとよいかと思います。少なくとも、実技試験の範囲は1ヵ月程度余裕をもって勉強した方が良いです!(範囲も広く、覚える事が多いので)。
・資格に関連した業務の実績なし。 ・働きながら勉強。 ・免除あり(消防関係法令の共通部分)。 |
消防設備士乙6類の勉強時間について、私は上記の条件で勉強時間は1日2時間(休みの日はもっと勉強していたかも)で約2ヵ月程度となっています。
試験科目、試験の出題形式について
消防設備士乙6の試験では以下の3科目+実技試験(鑑別等)があります。
筆記試験
●試験科目
・消防関係法令(共通法令・6類に関する法令) ・基礎的知識 ・構造・機能および整備 |
●試験の出題形式
4肢択一式のマークシート方式
実技試験
●試験科目
・鑑別等
●試験の出題形式
写真・イラスト・図面等による記述式
詳細は一般社団法人 消防試験センターのサイトより確認出来ます。
https://www.shoubo-shiken.or.jp/shoubou/annai/subject.html
受験費用について R6年10月現在
消防設備士の乙種はすべて4400円
試験免除について
取得している資格があると、筆記試験・実技試験の一部が免除できます。
詳細は一般社団法人 消防試験センターのサイトより確認出来ます。
https://www.shoubo-shiken.or.jp/shoubou/annai/subject.html
合格基準について
合格基準は以下の①と②の両方を満たす必要があります。
①筆記試験 各科目の正答率40%以上、かつ全体の正答率60%
②実技試験の正答率60%
※試験の一部免除がある場合、免除を受けた以外の問題で上記の成績を修めた方は合格。
詳細は一般社団法人 消防試験センターのサイトより確認出来ます。
https://www.shoubo-shiken.or.jp/shoubou/annai/way.html
合格率について
合格率については、以下となっています。
消防設備士乙6類 合格率37~38% 詳細は一般社団法人 消防試験センターのサイトより確認出来ます。 https://www.shoubo-shiken.or.jp/result/ |
合格率4割未満と聞くと、ちょっと低いと思われるかもしれませんが、しっかり勉強すれば合格できます。基本的に一夜漬けの勉強でとれる資格ではないという事だけ認識すれば大丈夫です。
管理者のつぶやき
消火器って種類が多くて見分けるのが大変!消火器のどの部分を確認して判断するかを把握することが大切。