第二種 電気工事士の計算問題の傾向と勉強方法

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はじめに

こちらでは第二種 電気工事士試験の計算問題について説明をします。

ファーストステップとして、計算問題の学習に向けて一読するとこれから取り組む内容について頭の整理が出来てよいかと思います。

電気工事士の試験の計算問題は概ね10問程度(問1~問10)となっています。つまり、「計算問題」が試験問題の5分の1を占めているという事です。

当然ながら「計算問題」が解けるようになると試験合格のハードルは低くなります。

しかし、試験合格において計算問題が苦手な場合は全て取り組む必要はないと私は思っています。

計算問題を何割取らなければ、合格出来ないという基準はないのです(試験問題の内、6割以上得点できれば合格です)。

苦手な部分に大きく学習時間をさくのは、かえって試験合格を遠ざけることとなります。

こちらでは、計算問題の傾向や問題の難易度別に紹介していきます。

コスパのよい学習に取り組んで合格をつかんでいきましょう!

計算問題の傾向

第2種電気工事士の計算問題の傾向ですが、過去問をみると一部、数値のみを変更した問題や過去に出題されたものと全く同じ問題が出題されている事があります。実際、どのような問題が出題されているかをカテゴリー別にざっくり分類すると以下の14項目となります(ダウンロード可能)。

各項目の難易度は★(易しい)→★★★(ちょい難)で表記しています

電気計算問題のカテゴリー

■基礎知識(計算問題を解く上で必要な基本的知識)

➀オームの法則 

②直列と並列接続の特徴(分圧と分流)、合成抵抗(和分の積)★

③電気回路関連 ★

(スイッチ、回路の電流の流れ方、電圧降下、単層3線式、三相3線式[Y結線、Δ結線])

■公式等を覚えれば単純に解ける問題

④電線について ★★ ※計算が面倒な問題があります。

(電線の抵抗、電線の許容電流)

⑤三相誘導電動機の回転速度 ★

⑥分岐回路の過電流遮断機  ★

■色んな知識が絡みあって出題される問題[基礎的な知識+各項目の知識]

⑦電力・電力量・発熱量(Kケルビン、Jジュール) ★★

⑧正弦波交流 ★(難しく考えず、そのまま覚えるという意味で)

⑨交流回路のリアクタンス・インピーダンス ★★

⑩交流回路の力率(直流接続・並列接続)★★

⑪負荷の消費電力(単層2線式、三相3線式)★★

⑫電線路の電圧降下 ★★~★★★

⑬電線路の電力損失 ★★~★★★

⑭回路の断線 ★★

計算問題の勉強方法について

結論!対策としては過去5年分の問題をしっかりやっていれば大丈夫です。

とはいえ、どこから手をつけるべきかと悩む方もいると思うので、上記のカテゴリー表をもとに勉強の手順を以下に記載します。

➀まずは基礎知識★を学習し問題に取り組む。
「基礎的な知識単体で解答できる問題」や「基礎的な知識を複合して出題している」問題があります。             
          ↓
②公式等を覚えれば単純に解ける問題(下記参照)を学習して問題に取り組む。
※★は確実に出来る様にしよう! ★★は難しくはありませんが計算は面倒なものがあります。         
          ↓
④色んな知識が絡み合ってる出題問題★★、★★★(下記参照)を実施する。
※トライしてみて苦手な問題は取捨選択しよう!

当サイトでも、基礎~実践(出題頻度の高い過去問をpick up)までの解説をしています。

下記より確認してみてくださいね♪

管理者のつぶやき

計算問題の配点は他の問題と同じで1問 2点です。

上記のファイルをダウンロードして自身の苦手な項目をチェックしよう♪

計算が苦手な方は計算問題の10問中の6問程度は点数がとれるようにトライしていきましょう!

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この記事を書いた人

ブログ管理者の「KIMIKUMA」です。
仕事の業種と関係なくゼロの知識から参考書を片手に独学で資格を取得しました。色々な資格取得での自らの体験記をもとにした勉強方法を発信中です。資格取得を目指す方の為になれるように頑張ります。
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