資格試験合格までの学習時間の考え方

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はじめに

資格試験合格における学習時間はどれくらい必要?

資格試験を受験する方なら気になる内容ではないでしょうか。今回はこのテーマについて話していこうと思います。

なぜ合格までの学習時間を重要視するのか

皆さんは資格試験の勉強時間についてなぜ調べるのでしょうか?

資格試験の難易度を図る一つの指標として調べる方もいるでしょう。

また、いつから勉強を開始しようかと、スケジュールを立てる指標とする為に調べるかもしれません。

しかしながら、インターネット上で述べられている学習期間あくまで誰かの指標です。

確実に言える事は資格試験合格に必要な勉強時間は人によって違うという事です。

当たりまえですよね。

むしろ、それを踏まえた上で1つ情報として調べているかもしれませんね。

ただ、ここでは各個人が「必要な勉強時間」について、どう考えたらよいかという点について掘り下げていきたいと思います。

必要な勉強時間の判断方法

前提として、「必要な勉強時間=実力が合格レベルに達する時間」として話をします。

まず勉強はインプット期(テキストの内容を頭に入れる)とアウトプット期(問題を解く)があります。

勉強時間というのはこの両者を含めたトータル時間を指します。

基本的に学習はインプット期から始まり、アウトプット期へ移行する形が一般的です。

まず、インプット期においては自身はどれくらいの学習時間が必要かというのは判別できません。

インプット期のみで判別した場合のほとんどは「分かった気になっていた」という状態である可能性が高いです。重要なのはアウトプット期です!ここで「必要な勉強時間を判断」していきます。

もっと具体的に言うと・・

過去問(過去5年分)をやってどれくらい出来ているかで判断していきましょう。

なお、過去問が公表されていない資格については私が紹介しているテキストの問題や予想問題に置き換えて下さい。

インプット期は重要ですが、テキストをじっくり読んで理解するというのはかなり時間を要す行為です。テキストはある物事を説明する為に補足を入れたり、分かりやすく内容を嚙み砕く為に必然的に内容が増えている状態となっています。本当に試験に必要(問題を解くのに必要)なポイントというのは、過去問をやっていく中で理解出来るかと思います。その時に、再度テキストを振り返る様にしましょう。

はじめから、インプットに力を入れ過ぎても資格試験においては効率が悪いので、最初のインプットはテキスト1冊に1週間以内という目安で学習計画を立てていきましょう。1週間経過してもテキストが最後までいってない場合でも、気にせずアウトプット(問題を解く)へ移行して良いと思います。

過去問の到達目標は各回の正答率9~10割です。過去問をやっていく中で、到達度を計りながら学習時間の調整していく事が重要となります。この目標に到達するまでが自身の必要な学習時間となります。

ちなみに、過去問や予想問題は正解の選択肢を選べたからOKという訳ではありません。この選択肢はなぜ違うのかという事を説明出来る段階まで頑張って下さい「正解を覚えるのではなく理解する」まで勉強をしなければ、本試験にて別の形で問われた際に解答出来ない可能性がある為です。

過去問や予測問題は正答率9~10割必要なのか?

資格試験の中には9~10割正解しなくても、6割正答すれば合格というものも多くあります。

学習を進めていく中で、どうしても苦手な分野は捨て問(この問題が出た場合は諦める)とする!といった考えも資格試験合格テクニックの1つだと思います。

ただ、あまり捨て問を作り過ぎると合格点に到達せず不合格となるリスクも高くなる可能性があります。自身がどれくらい問題が解けているか全体のバランス配分を考えながら、最終手段として検討する様にしましょう。

まとめ

資格試験合格における学習時間はどれくらい必要かというテーマで話をしました。

過去問や予想問題集を解いた段階では、今後どれくらい学習時間が必要か分からない!という事が聞こえてきそうですが・・

はい、その通りです。

資格試験合格までに、どれくらい勉強時間が必要だったかは、あくまで結果論でしか分かりません。

あなたの目指したい資格の勉強時間が○○時間と聞いたら諦めますか?

いや、そうではないですよね!

あなたには、資格試験に合格!という断固とした決意があるはず!

学習を始めて、仮に早期に過去問や予想問題集が9~10割に到達していたとしても、今度は知識の維持を図っていく必要性があり、最終的な学習時間はやはり試験日までとなると思うので厳密に学習時間がどれくらいというのが、何の参考になるかは難しいところですけどね。

あまり、「試験合格に必要な勉強時間」という情報に振り回されないようしましょう。

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この記事を書いた人

ブログ管理者の「KIMIKUMA」です。
仕事の業種と関係なくゼロの知識から参考書を片手に独学で資格を取得しました。色々な資格取得での自らの体験記をもとにした勉強方法を発信中です。資格取得を目指す方の為になれるように頑張ります。
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